約 70,233 件
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/76.html
ドンという鈍い音と駆逐艦娘たちの「キャア!」という悲鳴。いつもは平穏指令室とは違う殺伐とした空気が漂う 「なぜ追撃をしなかった…追撃をすれば奴らを完全に撃破できたはずだ」 恐ろしい剣幕で提督の胸ぐらを掴み壁に押し付けるのは軽巡洋艦、天龍 「あの時点でお前は大破していた。リスクを考えての撤退だ。」 「龍田や駆逐艦たちは小破程度、中にはダメージがない奴も居た!全員で雷撃すれば勝てたはずだ!」 ギリギリと天龍の手に力が入っていく。普段の戦闘でも刀片手に砲撃もするその腕力は大の大人にも勝るだろう 「なんにせよ私はあの場面で撤退以外の指揮をするつもりはない。さっさと入渠ドックで体を直せ」 怒る天龍に対し平然と語る提督。目の端には怯え互いに体を抱き寄せる駆逐艦たちが映る 「チッ」 舌打ちするとともに天龍は手を離す。そしてくるりと背を向け扉へと向かっていく 「俺は艦船だ、戦って勝って勝ちまくるのが矜持なんだ。死ぬまで戦わせろ」 そう言い放ちながらドアを乱暴に明けでていく 「…ふぅ」 「提督~大丈夫ですか?」 息をつき襟元をただす提督に天龍の妹艦龍田がいつもと変わらない調子で話しかける。 「あぁ…スマンな龍田。天龍と駆逐艦たちを頼む」 「は~い、じゃみんなも行きましょうね」 そう言うと駆逐艦たちを外へと誘導する 「あぁそうだ」 駆逐艦全員が外に出るといったんドアを閉めにっこりと提督に笑みを向ける 「あんまり天龍ちゃんを怒らせないでね~…私も天龍ちゃんを怒らせる人は許さないから」 最後の方はトーンが下がっている。それでも提督は顔色一つ変えずに 「努力はしよう」と返すのだった その夜 「提督、木曽だ。遠征から帰還した」 「入れ」 第二艦隊の旗艦である木曽が遠征報告の為に指令室に入ると提督は椅子に腰かけ窓の外を見ながら酒を飲んでいた。いつもはキチンと艦娘と向き合っているのに今は木曽が書類を机に置いてもなお振り向かない 「天龍の事か?」 「聞いたのか?」 「駆逐艦たちからな。司令官と天龍がケンカしたって半泣きだった」 「そうか」 口数の少なく感情が声に出ない提督だが明らかに消沈している 「天龍に、死ぬまで戦わせろと怒られたよ。それが自分の矜持だから…てな」 ぽつりと零すように語りだす提督 「私は、誰一人として沈めまいとここに着任した時に誓った。だがそれが結果として彼女の誇りを傷付けてしまった。情けのないことだ」 「そうか」 「だれも轟沈せず生き残る策を練る。それが私の仕事であり存在意義だと思っていた。だが自分が沈もうとも戦おうとする娘もいる。そんな娘に戦わない私が指図をしていいのか。」 いつになく弱気になっている提督にゆっくりと近づく 「不安なのか」 「まぁそういう事かもな」 何時もはぴんと張りつめた空気の提督の背中が一回りも小さく見える。ぎゅ…と木曽は提督の頭を抱きしめる 「なんだ」 「不安なんだろ?そういう時のスキンシップは効果的だ」 細いが柔らかさのある腕と後頭部に当たるやわらかな感触。そして暖かな優しい温もりがじんわりと滅入った心に染みてくる 「なぁ提督」 しばらくの沈黙の後木曽がゆっくり口を開く 「お前にとっての勝利とはなんだ」 「私にとっての…?」 「ああ、敵を完膚なきまでに叩き潰すことか?それとも自らの戦略の有用性を示すことか?」 「私の、私にとっての勝利は…」 「誰一人として沈まず皆がここに帰還すること…だ。誰かが沈んだ時点で戦況での勝利など…意味がない」 「そうか。ならその勝利に向かってまっすぐ進めばいい。それが誰かの誇りに反していたとしても曲げずに。俺はそれを全力で助ける」 「木曽…」 「最初に行ったはずだ。お前に最高の勝利を与えてやるって…な」 そういうと提督の頭を抱える腕の力が強くなる。 「情けないところを見せたな。ありがとう木曽」 「指揮官が吹抜けていては勝てないからな。」 ようやく向き合った二人はともに笑顔だった。吹っ切れたように微笑む提督とニィと照れくさそうに笑う木曽 「しかし、励ましたのはソッチじゃないんだがな」 「え…」 ジトッとした目に変わった木曽の視線の先には不覚にもテントを張ったズボン 「いや、これはだな、その、うああああああ!」 ガジガジと頭を掻き机に顔を押し付ける 「ははは、まぁそのなんだ。」 クスクス笑いながらすっと木曽の顔が提督の耳元に近づく 「慰めついでにどうだい…?」 「…っ!木曽、下手に男を勘違いさせるようなことはいうもんじゃない」 「心外だな。俺はそこまで軽い女だと思われてたのか」 提督が伏せた顔を上げるとそこには耳まで赤くなりそろばん帽子で顔を隠した木曽がいた 「やるぞ」 「その、俺は初めてだが…好きなようにしな」 指令室の隣の提督の私室。畳に最低限の私物と布団をしいた簡素な部屋である。その布団の上に寝かされた木曽はいつもの不敵な態度とは打って変わって小さくなっている。 すっとセーラー服の中に手を入れ、胸の膨らみをなでる 「ヒッ」 「ずいぶんと可愛らしい声じゃないか」 「う、うるさッあぁ!」 ふにふにと膨らみを弄り時折指で乳首を転がす 「ふぁ…あん」 徐々に甘くなる声とピクッと震える体、ゆっくりと服を脱がすと日に焼けていない白い肌が見える。 「奇麗なもんだな」 「ふぇ…あう!奇麗とか、ふぅ…俺には、似合わない」 「そうか?すべすべして触り心地も良いしな」 「はぁ…バカか…」 「どうとでも」 右の胸を舐めつつ左手は左胸を弄る。そして右手はゆっくりとズボンの中へ侵入。脱がせつつ下着越しに股を撫でるとトロトロと指に愛液が絡む 「あ、そこはっ」 下着をずらし中指が一本木曽の中に入ってゆく 「うっく…はぁ入って、ん…きたぁ」 ぐちゅぐちゅと淫靡な水音が指の動きとともに響く 「くぅう」 ぎゅうとしがみ付いた木曽の手、快楽に耐えようと提督の背に爪を立てる。そんな痛みも提督には愛しく思えた 「二本目だ」 「ふあああ」 人差し指を突っ込むと一段と高い声で鳴く。粘液は止まることなく提督の指と布団を汚していく 「はぁはぁ…もう、大丈夫だ」 涙をためた眼で提督を見る 「ん」 ギンギンに膨張した提督の肉棒がズボンから飛び出す。 「い、意外に大きいのな」 「怖いか?」 「はぁはぁ…まさか」 息も絶え絶えに軽口を叩くが初めて見るそれに体が震えている。それを止めるように優しく頭を撫でる 「…情けないな、戦場より体が震えるなんて」 「力抜いとけよ?」 「ああ」 くち…と粘液同士が当たる音と共にゆっくりと木曽の中へと入ってゆく。体に入って来る異物に反射的に全身が強張る。それを解すように提督の手が木曽の体を撫でる。 「く…」 ぷちぷちと引き裂かれるような痛みと生温かい血の感覚 「っ…どうした、動か、ないのか?」 無言で頭を撫で落ち着かせようとする 「もう大丈夫だ。」 「分った」 ゆっくりと腰が動きだし肉と肉がぶつかる音がする。 「あ、ああっ」 段々と水音が激しくなるにつれ再び高い声が響く。同時に射精を促すように膣の中が動きだす。やわらかな肉ヒダの動きが急に締め付ける。 「提督ぅ!提督ぅうう!」 「くぅ…」 木曽がイクとすぐにドップリと提督の精子が放たれる 翌日 「おい提督!追撃許可出してくれ!」 天龍が嬉々と声を上げる。こちらは天龍、龍田、木曽、そして駆逐艦が3隻。全員ほとんどダメージなし。 「分った。全員気を引き締めろ、追撃開始!」 待ってましたと言わんばかりに突撃する五隻。 「やれやれ、元気だな」 ふんと息をつく木曽。その正面から軽巡クラスの深海棲艦が突っ込んでくる。その様に口元が緩む 「お前らの指揮官は無能だな!」 最高の勝利を提督に届けるため、装備した艦砲が火を噴くのだった
https://w.atwiki.jp/twichin1989/pages/24.html
作品名 :筍提督と僻地の泊地 筆者 :筍(@TakeDazai) 種別 :Twitter連載/長編 ジャンル :シリアス(ギャグ少な目) たまにグロ、稀にエロ 連載形態 :連載中 作品タグ :提督視点…#僻地の泊地日記/秘書視点…#南方秘書日記/操縦士視点…#小さな翼の記録 作品感想タグ :#新時鎮 まとめリンク :筍提督と僻地の泊地 総まとめ あらすじ :南方の要衝、リンガ泊地。そこに、筍という名の提督がいた。 彼は、若いながらも、海軍省の将官である。 そんな彼が打ち出した「新時代計画」。 それは、艦娘たちを守るため、自らイージス・システムを背負い、 艦娘たちも「新時代艦」に改造するというものだった。 彼は、そして彼女たちは、進んだ技術を背に海に出る。 仲間と平和な海を取り戻すために。 しかし、その計画が、海を変えることとなる。 備考欄 :第二次大戦期の艦がモデルの艦娘と現代艦の兵装やシステムがコラボレーション。 一貫して現代兵器バンザイ、というわけではなく、 最先端のシステムがあるからこその苦悩も綴っております。 当然現代兵器成分が多め。新しい兵装やシステム、軍用機等は順次追加します。 また中の人が鳳翔提督なため、鳳翔成分も多め。 .
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/389.html
4-2-1 赤道直下とはいえ流石に夜になると涼しい風が吹く。 煌々と光る13夜月の月光が眩しいくらいに見える。 月明かりを楽しみたいため照明は抑え目にしている。 開け放した窓から入る風に含まれる潮の香が男の心を擽る。 ―やっぱり、俺は海が好きなんだな。 柄にも無くロマンチックな気分になっている自分に苦笑する。 そして、高まる胸の鼓動が緊張からもたらされるものであることに改めて気づかされる。 ―やれやれ、これじゃ童貞だな…昔はバーって言ったんだっけか。 帝国海軍の将帥に憧れ、それに近しい立場になった男は、それ故か妙に帝国海軍士官ぶりたがる傾向にあった。 その割に完璧に士官ぶれて無いところがこの男-提督の長所でもあり短所でもあった。 これから一人の艦娘が彼の私室を訪ねてくることになっていた。 夜、艦娘が独りで自室を訪ねてくる。 それ自体は特に珍しくも無かった。 だが、今晩訪ねてくる艦娘は特別だった。 大日本帝国海軍一等巡洋艦妙高型4番艦「羽黒」。 かの大戦では蘭印攻略戦を皮切りに、サンゴ海、ミッドウェー、ソロモン、マリアナ、レイテと勇戦し大戦最後の水上戦で倒れた勇者。 幸運艦、武勲艦の名を欲しい儘にし幾多の海軍士官下士官兵に愛された傑作重巡。 その魂を継いだ艦娘が彼の部屋にやってくる。 恐らくは彼と契りを結ぶために。 そして、彼は彼女を武勲艦だから愛しているのではない。 セミロングボブの黒髪も、いつも八の字気味の眉も、伏し目がちの大きな目も、少し猫背気味の姿勢も。 引っ込み思案なところも、仲間思いなところも、芯の強さも。 気が付けば彼女の全てに彼は恋をしていた。 ―恋、しているのか?俺は! ぶふっ、と変な息を漏らしてちゃぶ台に提督は突っ伏しながら赤面した。 いい歳を恥ずかしい、とは思うが短くない人生経験からしてこれは間違いない。 部下に恋するなど、まして自分よりも随分と年下に見える娘に恋するなど思ってもみない事だった。 「ふふ、道理で、緊張するわけだ」 顔を上げると口に出して笑いがこみあげてきた。 恋する彼女との初めての夜。 リラックスできるほど彼は男前では無かった。 キッチリ決めた二種軍装。オーデコロン。髪もしっかり整えた。 無論、既に入浴を済まし念入りに体も洗ってある。 笑えるぐらいの童貞力である。 それほどに彼は羽黒に恋をしていた。 時計は2155。 私室をノックする音が響いた。 「誰か?」 扉の向こうに誰がいるのかはわかっていたが、平静を装うため誰何の声をかける。 「羽黒です、宜しいでしょうか?」 大きくも小さくも無く、ただ静かだが強さを感じる声が返ってきた。 彼の恋してやまない、彼の心を沸き立たせ、不安にさせ、切なくさせる声が。 「入って宜しい」 4-2-2 扉が開き、廊下の微かな灯りを背に受けた細いシルエットが浮かんだ。 セミロングボブの髪に銀色の髪飾り。 朱の射した顔に大きな瞳と可憐な唇。 そして、普段の妙高型お揃いの制服と同じ色の和服。 月光に冴えるたおやかな菫のような美しさに提督は息を飲んだ。 「…あの、司令官さん?」 普段の気弱気な羽黒の声で提督は我に返った。 「あ、いや、ごほん。どうぞ」 鯱ばって立ち上がると羽黒を中に招き入れる。 井草の畳に戦艦長門の模型を飾った箪笥と障子にちゃぶ台。 最近、戦果で手に入れた改修予算を一気に使って和風を好む彼は部屋を完全に和装に整えていた。 ホテルを改装した天井の高い鎮守府の部屋にいささかミスマッチではあったがここが落ち着くという艦娘も少なくない。 羽黒は出された座布団に静々と座った。 ちゃぶ台を挟み向かいに座った提督はまんじりともせずその姿を呆然と見つめた。 ―綺麗だ。 暫く沈黙が続いたが、緊張感に耐えられなかった提督は口を開いた。 「その、似合ってるな。その菫色の和服」 「……ありがとうございます」 はにかむように羽黒は上目づかいに微笑んだ。 「妙高姉さんが選んでくれました。その、司令官さんのお部屋にはこの服が合うって」 そう言って羽黒は頬を染めた。 『そうそう、和服の方が殿方は色々と致しやすいし、誘いやすっ、げふ』 と力説する足柄を那智がひじ打ちをして黙らせた事は黙っている。 ―はぅぅ、き、緊張するよぉ 誠意一杯の勇気を振り絞って提督の部屋に来たものの何をどうしたらよいか見当がつかない。 ―そうだ、お酒。那智姉さんありがとう。 『お互いいける口なんだからこれを持っていけ』 と那智から渡されたのは山形の銘酒《羽黒山・純米吟醸》の四合瓶だ。 『あ、あ奴は吟醸が好きだから…』 頬を染めそっぽを向きながら酒を渡す那智。 上がり症な羽黒と妙なところで口下手な提督の事を考えての事なのだろう。 那智の心中が複雑なのは羽黒も理解できた。 提督は那智にとって飲み仲間であり、想い人でもある。 妹が本懐を遂げられるのは喜ばしいが、焼きもちも同時に焼いてしまう。根が素直な那智の顔にありありとそう書いてあった。 妙高が酒瓶を丁寧に包んでくれた。 『羽黒。あんまり飲ませちゃダメよ』 明日は土曜日。とは言え鎮守府は現在、難関海域を攻略中であり土曜日といえど課業は普通にある。 深酒をさせて鎮守府の運行が滞っては、現在の秘書艦である妙高の立場も無い。 『そうよぉ。飲み過ぎると提督も若く無いから、いざっ!て時に、勃たないかっ、うぼぁ』 余計な事を付け足そうとした足柄の水月に那智の拳がめり込んだ。今夜提督と夜を過ごせない八つ当たりが20%くらい入っていただろう。 4-2-3 「あの、司令官さん。こ、これ。い、一緒に飲みませんか」 「ん?おお、羽黒山の純米吟醸じゃないか!羽黒、ありがとう」 そう言うと茶箪笥から取り出した湯呑茶碗を二つ並べた。 「肴、肴は~。はは、こんなのしかないか」 そう言って取り出したのは、携帯糧食のイワシの缶詰だ。 「本当は暖めた方が旨いんだけどな~」 うきうきとイワシ缶のふたを開け、割り箸を二膳、ちゃぶ台に置いてから提督ははたと気づいた。 羽黒をほったらかしにしていた事を。 「す、すまん羽黒。久しぶりの吟醸酒だから浮かれちゃって…」 ちゃぶ台の向こうにちょこんと座った羽黒に真剣に頭を下げる提督。 日本酒を前に浮かれモードの中年士官をポカンと見ていた羽黒だが、やがてクスクスと笑い出した。 「司令官さん、お酒が大好きなんですね」 「へっ?……いやぁ、恥ずかしいところを見せたな」 羽黒が怒っていないと気づき、頭をポリポリと掻く提督の前に湯呑茶碗が出された。 「お一つ、どうぞ」 「ああ、すまない。いただこうか」 羽黒は嬉しかった。 普段から厳格というには程遠い提督ではあったが、こんなにくだけた姿を見るのは初めてだった。 それだけに彼に一歩近づけた気がした。もっともっといろんな彼を見たい、知りたい、近づきたい。 一緒にいたい。 少なくとも今夜、彼の最も近しい場所にいるのは自分なのだ。 勇気を出して良かった。 応援してくれた姉妹や鎮守府の仲間に感謝しながら茶碗に美酒を満たしていく。 「ど、どうぞ」 「羽黒も飲めただろ、さぁ」 恐縮する黒髪の艦娘がそっと茶碗を差し出した。 羽黒と二人きりで飲む。 今まであるようで無かったシチュエーションだ。 欠けていた時間を埋めるよう酒が満たされていく。 「じゃ、乾杯」 4-2-4 「か、乾杯」 茶碗をかかげると提督は一気にそれを煽った。芳醇な香りの液体が喉を下る。 本来なら一口含んでじっくりと胃の腑に落としていくのが良いのだろう。 しかし今は、乾杯、その言葉の通り盃(茶碗だが)を乾してしまいたい衝動を抑えることはできなかった。 緊張とそれを上回る高揚感。目の前にいる艦娘と二人の時間を持てた事が提督には嬉しかった。 菫色の衣に身を包んだ羽黒が酒瓶を掲げて待っていた。 咳払い一つしてそっと茶碗を差し出すと慎重に酒を注いでくれる。 紗で織られた和服の菫色と羽黒の白い肌が絶妙な色気を醸し出す。 袂からチラリと見える脇と胸元の合わせ目につい目が行ってしまう。 いつも猫背気味なので、気が付かなかったがそこそこのボリュームをそこは主張していた。 「あの……や、やっぱり、気になりますか?」 ひょいと顔を上げると赤面した羽黒と目が合った。 恥ずかしがりやの彼女は普段ならこんな表情の時は目線を逸らしているところなのだが、今日の羽黒は違った。 男の方が赤面しながら恐縮して先に視線を逸らしてしまった。 「い、いや…その、なんだ、気にならないと言えば嘘になる」 ちびりと酒を口にする。妙に喉が渇く。 「……羽黒。こんな近くで君を見た事が無かったから」 茶碗をちゃぶ台に置くと羽黒の傍らに座る。 「綺麗だよ、羽黒。気付かなくてゴメン」 恋する男の顔がすぐ隣に来て羽黒の心臓は一瞬ドキリとする。 普段なら尻尾を巻いて逃げ出してしまうのだが、今日の彼女は違っていた。 羞恥や怯懦よりも彼への思慕の念が勝った。 「私も……司令官さんの顔、こんなに近くで見るのは初めてです」 そう言って彼女は瞳を閉じた。 提督は羽黒の肩に手を置いた。一万㌧重巡娘とは思えないほど細く柔らかな肩。 そのままそっと己が胸に寄せると唇を重ねた。 薄明りの和室に二人の影が重なる。 二種軍装に重なった和装の菫色が薄明るい灯りの下で静かに揺れる。 「んっ、はー……はぁはぁはぁ、しれい、官さん、んんっ」 長い接吻で苦しくなった息を継いだ羽黒だが、提督の顔をほうと見つめると自らその唇に口づけた。 ―司令官さん、司令官さん……。 ずっと恋焦がれていた男の唇は思っていたより熱くて強くて、切なかった。 ―離したくない。このまま時間が止まってしまえばいいのに………。 「んふっ、ちゅちゅちゅ、んんっ、ふぁ、んちゅ」 4-2-5 「んっ、はぁ、はぁはぁはぁ、羽黒っ、待った」 執拗に唇を求める羽黒をそっと引きはがし提督は荒い息をついた。 「はぁはぁはぁ。はー、慌てないでくれ。俺も我慢できなくなる」 こつんと羽黒の額に自らの額を合わせ提督は苦笑いする。 彼とて思い焦がれた羽黒との接吻に興奮しないわけは無かった。 「あ、あの…ごめんなさい」 いつもの口癖が羽黒の口から洩れたが、いつものように顔を俯けてはいなかった。 羞恥に染まった真っ赤な顔を提督に向け精一杯の笑顔を作って見せる。 「が、我慢しないでください……羽黒、精一杯頑張ります」 「……羽黒っ」 男に我慢などできるはずも無かった。そのまま、ぎゅっと羽黒を抱きしめる。 「きゃっ、し、司令官さん?」 「羽黒、我慢しないぞ?いいな」 こくりと頷いた黒髪の娘の手を取った提督は彼女を夜具の上に導いた。 4-3-1 菫色は不思議な色だ。 楚々として清らかなイメージと蠱惑的で妖艶なイメージが混在していた。 夜具の上に横たわった羽黒が正にそうだった。 はだけた襟から上下する白い膨らみが垣間見える。 浅黄色の帯でくくられた腰は程よく肉付いてまろやかな曲線を描いている。 乱れた裾から伸びる足は陳腐な表現だが白魚のように美しかった。 思わずごくりと喉が鳴った。 そのままもう一度口づける。 「ん、んっ?、はぁぅ、ちゅ、れろ、ふぅんっ」 今度のキスは文字通り遠慮は無かった。 可憐な唇を割り開いて提督の舌が羽黒の口に侵入する。 閉じていた前歯をそっとノックするように優しく愛撫するとゆっくりと口腔が広がった。 そっと舌と舌を逢わせるとびくりと舌が震える。 あまりにも予想通りの彼女らしい反応が微笑ましい。 そのままゆっくりと舌を絡めると羽黒も合わせるように舌を絡める。 熱く湿った肉のうねりと時折ふれる奥歯の硬質の滑らかさが心地よい。 提督の舌と共に送り込まれる唾液をごくりと飲み込むと胃の中から体中に熱が伝播していく。 「ふぅ、んふぅちゅ、ちゅちゅ、んちゅ、ふぁ、れろ」 提督は羽黒の口内を堪能するとゆっくりと彼女の舌を自身の口内に引き入れる。 おずおずと提督の中に侵入した羽黒の舌は柔らかく提督の口内をくすぐり始める。 前歯、奥歯、歯の裏、歯茎、唇の裏側、舌の付け根、次第に動きは大胆になっていく。 口と口での愛撫を続けながら、提督の手が袖から胸に侵入する。 「んちゅ、ちゅ、ん、んんっ?ふぁっ司令官さん?」 「すまん。でも、我慢できないって、言ったろ」 肌襦袢の下にたどり着いた手がふわりと膨らみに触れた。 下着に抑えつけられていなかったそれは柔らかく弾力した。 「あっ、やっ、んん」 柳眉を八の字に寄せて羽黒は思わず声を出してしまう。 初めて男の手に触れられた乳房が熱い。 「や、んん、ふぅんっ、くぅ、あはぁ、ん」 ―恥ずかしくて顔から火が出そう。でも、気持ちいぃ。 肉欲に浮かされ始め頭の芯がぼんやりとしてくる。 それでいて体の感覚はより敏感になって痺れる様な快感が広がる。 4-3-2 「羽黒、脱がせるよ」 ぼんやりとする頭でセミロングボブの髪が頷いた。 緩んだ帯をそっと外し、下帯を解く。肌襦袢を開くと白い裸身が現れた。 きめ細やかな雪肌が羞恥と情欲でほんのりと桃色に染まっている。 細身の体はその名を持つ重巡洋艦の最上甲板が作る曲線のように優美かつ引き締まっている。 華奢な印象の肢体に比べて、乳房はふっくらと盛り上がりピラミッド型に配置された前部主砲群のように存在感を主張していた。 当然のことながら主砲塔とは違いあくまでもなだらかで柔らかな双乳の先は桜色に色付いた乳首がツンと上を向いている。 荒い息で上下する初々しい乳房と相反して、贅肉のついていない腹部はなだらかだ。 縦に窪んだおへそがチャーミングなアクセントに見える。 飾り気のない白い下着が安産型の尻を包んでいる。 そこから伸びる白い太腿が内股に閉じられて淫靡さを醸し出している。 「羽黒、綺麗だ……本当に綺麗だよ」 戦場から帰ってくる艦娘達の中には艤装だけでなく着衣が大きく損傷している娘もいる。 羽黒も例外ではない。むしろ他の艦を庇って被弾し中破状態で帰港してくる事が多い。 不謹慎ながら、破れた着衣の隙間からそのプロポーションを邪推してしまったことが無いと言えば嘘になる。 しかし、眼下に輝く裸身は提督の陳腐な想像をはるかに超えた美しさだった。 提督の手が無意識に桜色の頂を持つ果実に伸びた。 「やっぱりダメ、恥ずかしぃ、です……そんなに、見ないで」 消え入りそうな声で羽黒は羞恥を告げる。 顔を真っ赤にした羽黒がおずおずと胸を隠そうとする。その手を提督は柔らかく抑えた。 「ダメ……見たい。今夜は羽黒をもっと知りたい」 そう言って乳房に指をめり込ませる。驚くほどしっとりと柔らかな肉が提督の指を包む。 少し指先に力を入れると乳肉は優しく押し返してきた。その肌触りと弾力に提督の欲情が高まる。 「あぁ、ダメ、んんん…しれぇ、官さぁん、はぁ、くぅん」 乳房を手のひらで包むように揉まれると愉悦の波が広がり、羽黒の全身に痺れる様な快感が響いた。 興奮から体積を増した白桃は提督の指に吸い付く様に弾み、その度に羽黒の口からすすり泣くような吐息が漏れる。 快感で意識がぼぉとなり、汗が噴き出す。しっとりと濡れた裸身が快楽に踊る。 「羽黒、痛くないか?」 「んぁんっ、は、はぃ。大丈夫、です、んんっ」 「じゃあ、こっちはどうだい?」 先端で切なげに揺れていた桜色の乳首を提督がクリクリと捏ねた。 既に硬く尖っていた乳首から全身に鋭く快感が走った。 「ひぅっ、あはぁぁんっ、やめぇ、はうぅぁ、はぁんっ」 一際大きな嬌声が和室に響いた。同時に提督はタガが外れたように羽黒の乳首に吸い付いた。 チュウチュウと敏感な突起を吸い、ぞろりと舌の腹で舐る。コリコリとした感触がなんとも心地よい。 口による愛撫を免れていたもう一つの蕾も提督は逃さない。 指の腹で優しく、時に強く弾く。増々硬度を増した尖りを乳肉に押しつぶしてはやんわりと引っ張り上げる。 4-3-3 「やっ、あはぁん、しれぇ、だめぇ、あはぁ、んっんん、あぁぁぁん」 乳房全体が熱く疼き、男の欲望に翻弄される桜の花芯は強烈な快感を全身に響かせる。 今まで感じた事のない快感が羽黒を責めたて、溶かしていく。 顔だけでなく首筋まで赤く染める羽黒の痴態に提督の隠れていた嗜虐心に火が付いた。 なだらかな腹をそろりと下り、いきなり純白の下着に包まれた秘苑を撫であげた。 「ひうっ、やあ、それ、はぅぅぅぅんっ」 「えっ?羽黒。お前、もうこんなに」 撫でた指先に纏いついた湿り気に提督は驚いた。湿り気というよりもそこは既に溢れる蜜でしとどに濡れていた。 「はぁはぁはぁはぁ、しれぃか、さん……私、こんな感じ、初めて」 「……嫌だったか?」 打ち続いた快楽の波で四肢の力を失い、荒く息をつきながら羽黒は喘ぎながら頭を振った。 桜色の頬に涙が伝う。チュッと提督の唇が雫を吸い取った。 そうしてから羽黒を全身に抱き寄せ耳元で呟く。 「じゃあ、もう少し羽黒のかわいいところを見せてくれ」 そういうと下着に指を滑り込ませ、ヒクつく秘裂を撫で上げた。 「あっ、いきなりっ、ダメぇ、んっ、ぁぁぁっ」 くちゅりと水音を立てて愛液が指の隙間から零れる。くちゅくちゅと探るように蠢いた指先は硬いコリコリとした器官を探り当てた。 既に包皮から頭をもたげていたそれを提督はくるりと指先で撫でた。 そのとたん羽黒の脊髄を鋭い快感が駆け上がった。 「ふあぁぁぁっ、そ、そこぉ、らめぇ、い、いきなりは、あぁぁぁぁぁん」 背筋を弓なりにして喘ぐ羽黒の裸身を片手で抱きながら、提督はもう一方の手で更にクリトリスを責めたてる。 指先で突起を摘まみすり合わせたかと思うと指の腹でグリグリと押し込む。 突起の根元から扱くように指を上下させ、先端をクリクリと弄り回す。 執拗に陰核を責めながら、唇で羽黒の全身にキスの雨を降らせる。 「ひぁっ、い、いぃ…そこぉ、すごぃ、そんな、の、あはぁぁぁぁんっ」 桜色の首筋、綺麗に窪んだ鎖骨、羽黒が喘ぐたび揺れる乳房、充血してぷっくりと盛り上がった乳輪、愛らしく形を変える臍。 それは愛撫というよりも食事だった。 飢えを満たすために一心不乱に獲物を貪る肉食獣のように届く範囲全てに唇で、舌で、提督は羽黒の全身を味わう。 生きたまま食事に供される娘には激痛の代わりに快楽が全身を支配していった。 そして、肉食獣の共演はクライマックスに向かおうとしていた。 連続する細かいオルガスムスで汗みずくの羽黒を提督は布団にそっと横たえる。 自ら着衣を全部脱ぎ去ると放心したかのような羽黒に口づけた。 「羽黒、いくよ……いいかい?」 「は、はい……司令官さん、私で良ければ」 4-3-4 ぐしょ濡れになった下着を取り去ると露に濡れた叢が現れた。少し大きめの大陰唇と小さくヒクつく小陰唇が淫靡に男を待っているかのようだ。 羽黒の足の間に体を入れた提督は己の切っ先を花弁にあてがった。触れた先端から女の胎内の熱さが伝わる。 そのままゆっくりと肉棒を羽黒に沈めていく。 亀頭が女肉をかき分けずぶずぶと奥に入る。 「くうぅっ、んんんんっ、はぅぅぅぅぅんっ」 固く目をつぶった羽黒は両手で布団を握りしめ衝撃に耐える。肉槍の膨らんだ先端が胎内を擦る感覚に羽黒は喘ぐ。 ゆっくりと挿入された男根を羽黒の可憐な秘孔は全て飲み込んだ。 ずんっと打ち込まれた提督自身が自身の胎内にあると胸の奥がほわっと暖かくなると同時に下半身が疼いてしまう。 「ん、くぅぅぅ、はぁはぁ、し司令官さんで、いっぱい、んん」 提督は羽黒に口づけた。そのまましばらくお互いの唇を啄み合う。 唇を重ねたままゆっくりと提督の腰が律動を開始した。 ぬちゅぬちゅと結合部から淫猥な音を出しながらペニスが羽黒の膣を擦り上げる。 亀頭の裏を擦っていく肉襞の感覚が提督の脳を焼く。 白熱する快感がを追い求めるように提督の腰の動きは加速していく。 びっちりと肉棒を咥えこんだ肉壁を押分けると羽黒の内臓が亀頭に絡みつきその精を搾り取ろうとしているように騒めく。 「ぐっ、は羽黒。すごい、気持ちいいよ、んん」 脳を焼く蜜壺の肉感に支配されて提督はひたすらに羽黒に腰を打ち付ける。 ずりずりと亀頭冠が膣壁を擦り、胎内を掻き分け侵入してくる。その度にゾクゾクとした快感が腰に走る。 特に膣口の裏側辺りをごりっと亀頭が通るときには頭の中が白くなるような快楽が体を貫いた。 膣壁全体で感じる肉棒の熱さと硬さが羽黒の心を満たす。 「ふあっ、あはぁんっ、しれぃかん、さん、来て、もっときてぇ」 手を上げて抱擁をねだる羽黒を抱きしめる。自身の胸板の下で柔らかく潰れる乳房の感覚が欲情を更に高める。 そのまま唇を奪うと舌を吸い上げる。羽黒も積極的に舌を絡め、ごくりとお互いの唾液を嚥下し合う。 息継ぎのため羽黒が口を離した隙に提督はたぷたぷと揺れる乳房にしゃぶりついた。 乱暴に舌でぐりぐりと乳首を舐り、唇で乳房を甘噛みする。 乳肉に刺激が与えられるたび、乳首が弄ばれるたび、愛液で滑る膣壁が男根をきゅっきゅっと締め上げた。 「あはぁっ、気持ちイイです……おっぱいも、おまたも、きもちいぃですっ」 「羽黒、俺も気持ち、イイよ。すごい、熱いっ」 愛液まみれの肉棒がトロトロに溶けた肉壺に入るたびに淫猥な水音がくちゅくちゅと響き、遅れて下腹と恥丘がぶつかり合うパンパンという音が続く。 提督の激しい息遣いと羽黒の恥ずかしげな嬌声と併せて二人の興奮を高めていく。 膣全体がペニスを包むように食い締め、ペニスはいよいよ硬度と体積を増し羽黒の胎内を圧迫する。 「羽黒、限界だ……いくよ」 4-3-5 「は、はいぃっっ、私も、もう、きちゃうっ」 強烈に腰を動かして羽黒の最奥にペニスを差し入れると提督は引き金を振り絞った。 溜りに溜った精液が陰嚢から尿道口を駆け上がるのがわかる。 膨れ上がった亀頭から爆発するように白濁液が羽黒の子宮に叩き付けられる。 二度、三度と男根が烈しく胴震いを起こしながら熱い精液を羽黒の胎内に流し込んでいく。 放たれた精液の熱さと衝撃と愛する男の子種が胎内に満たされていく感覚を感じて羽黒も絶頂を迎える。 同時に最後の一滴まで精液を搾り取ろうとするかのように子宮と膣が収縮する。 「はあぁぅぅ、熱っ、しれぃかんさっ、イクぅっっっっ」 提督にしがみつきながら全身をガクガクと痙攣させて羽黒は気をやった。 魂まで吸い取られるような膣壁の蠢動に提督も一瞬、失神しかける何とか踏みとどまる。 最後の力を振り絞り羽黒の横にドサッと寝ころぶ。 力を失ったペニスが膣から抜け、愛液とカクテルされた精液がコポコポと女孔から零れ出る。 ―羽黒、君が艦娘になってくれて、君に会えて、君を好きになれて……良かった。 横で眠る羽黒の裸身を抱き寄せて頬にキスをする。 そのまま愛しい女の体温を感じながら提督も意識を手放した。 … …… ……… 潮騒と海鳥の声に後押しされて艦娘が目を開けると自分の部屋とは違う天井が見えた。 未だ覚醒しない頭のまま、寝返りをうった彼女の視界に入ったのは提督の寝顔だった。 ―ふふ、司令官さんの寝顔、ちょっとかわいい……………へ? 一気に彼女、羽黒の意識は覚醒した。覚醒した途端に昨夜の情事を思い出す。 「あぅっ、昨日、私、司令官さんと……はぐぅぅ」 一気に茹蛸のように赤くなる羽黒。 同時に嬉しさもこみあげてくる。やっと傍にくる事ができた。私の大切な司令官さん。 しかし、同時に不安にもなる。 彼女の司令官さんは「みんなの提督」さんでもあるのだ。妙高型の姉妹を始め、榛名、鳳翔、千歳、雷を筆頭に駆逐艦勢とライバルは多い。 ―まあ、海軍士官さんともなればお妾さんの一人や二人いても当然だし。お妾さんに。 とは思うが、一人や二人で済まないのが現状である。以前の彼女だったら諦めていたかもしれない。 しかし、彼女は諦めない自分を取り戻した。 不屈の重巡洋艦羽黒はその最後まで勇戦敢闘した幸運の重巡なのだから。 けれど油断するな羽黒。 提督を好きな艦娘はこのあともどんどん鎮守府にやってくるぞ。 そして、提督がガキの頃から好きだった軍艦の実装もやってくるぞ。 頑張れ羽黒。 指輪をもらえるその日まで。
https://w.atwiki.jp/sfcall/pages/1260.html
前のゲーム | 次のゲーム クリア条件:EDを見る(シナリオ、勢力、難易度は問わない) 開始時間:2017/10/15(日) 14 13 42.42 終了時間:2017/10/15(日) 16 49 04.62 参加人数:1 光栄の名作SLG「提督の決断」の続編。 時間経過(ターン進行)が前作よりも速くなり、スピーディーになった。 シナリオが9個あり、3個がキャンペーンシナリオ、残り6個がショートシナリオとなっている 毎月、会議という名目のカードバトルが発生し うまく立ち回ることで軍事予算を多く獲得できる。 日本軍のくせに連合軍の兵力を上回ることも可能であるが 後半シナリオは性能の差でも負けているためやはり日本軍不利である。 また、金にばかり目がくらんで強引な政策ばかりしていると 同盟軍に嫌われたり援軍を渋られたりすることにもなるので注意。 1主 前作から引き続き。 真珠湾攻撃を選択して、3日で終了。 無事任務を果たしたところでEDを迎えました。
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/32.html
501 :名無しさん@ピンキー:2013/09/21(土) 22 17 17.88 ID 5PxFhVs+ 不知火「司令、ゴミ箱を妊娠させるおつもりですか?」 司令「それよりも不知火を妊娠させたいな」 不知火「ご命令ならば」 近代化改修中 不知火「妊娠しました」 司令「ああ…俺と不知火の愛の結晶が」 天龍「……どういう身体の構造してんだ、不知火は?」 518 :名無しさん@ピンキー:2013/09/23(月) 21 03 58.03 ID Gik3WI7D ショタ提督「あ、あ、愛宕お姉さっ!ぼ、僕のおちんちんた、食べちゃダメ」 愛宕「提督のおちんちんとっても美味しい」 シ「お、おっぱい…おっぱい飲みたい」 愛「もう、甘えんぼさんね。はい、どうぞ…召し上がれ♪」 愛宕さんはこれくらいしか思いつかん。
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/83.html
瑞鳳のお弁当 「お昼です!提督、外でお弁当広げましょ」 「おっ、もうそんな時間か」 「今日も卵焼き作ったのか?」 「うん! 提督の分もちゃんと作ってあるから召しあがれ」 「それじゃ遠慮なく、あ~ん」 「へっ?」 「え、食べさせてくれるんじゃないの?」 「もう、しょうがないなぁ。はい、あ~ん」 「パクッ、もぐもぐ。やっぱり瑞鳳の料理は美味しいなぁ」 「えへへっ、じゃあお返しに明日は提督に朝ごはん作って欲しいな~」 「いいぞ~、その代わり朝まで俺の部屋な!」 「も、もうっ……しょうがないなぁ」 「あ~瑞鳳は可愛いなぁ」 「きゃっ! て、提督、まだお弁当残ってるよっ?」 「じゃあ瑞鳳はこのまま俺の膝の上でご飯を食べよう」 「ごちそうさま~。さて、モゾモゾ」 「ぁっ…提督?格納庫まさぐるの止めてくれない?んぅっ!」 「最近は邪魔!って言わなくなったなー」 「だ、だって言ってもやめてくれないし」 「そのとおりー、だって今まさぐらないでいつまさぐるの?」 「今で!……って違う~!!」 イチャチャラブラブ 「……まったく真昼間っから……だれかあのバカップルを止めてちょうだい……って赤城さん。ヨダレ垂れてるわよ」 「(お弁当美味しそうでしたね……強いて言うならボーキサイト分が足りませんでしたが)」
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/670.html
783 名前:名無しの紳士提督[] 投稿日:2015/05/01(金) 20 18 47 ID 2OItt8C6 [1/5] 長波ちゃんにあれこれするSS投下 挿入なしでストーリーもないエロです 784 名前:名無しの紳士提督[sage] 投稿日:2015/05/01(金) 20 19 51 ID 2OItt8C6 [2/5] 期間限定海域での戦闘で情けないことに一人大破したあたしは、妖精さんに艤装を預け、呼ばれていた執務室へ向かった。 「入るぜ、提督…」 提督はああ、と短く返事をして、海域突破の指令や、各地から集めた情報を見入っている。 秘書艦はおらず、あたしと提督の2人だった。寡黙で厳格な提督があたしに気を使って席を外させているのか、そんな気遣いされる方が情けないもんだがーーとはいえ、今回の大破は艦隊であたし一人連撃だったのだ。そのうえ、疲労もついていた。提督の判断にだって、無理があったと思うのだ。 来るたびに靴で上がるのに少し躊躇う絨毯を踏みつけ、あたしからの謝罪でも待っているのか、黙ったままの提督を睨みつける。 「提督!意見具申!あたしもそりゃあ被弾はしたけど、もうちょっと待ってもらえば、あたしだって注意が鈍ることなかったと思うぞ!?それに最深部まで保ったんだし、海域突破もできたしーー」 書類から顔を上げ、喚くあたしをぽかんと見る提督は、ばさ、と書類を置き、驚いたように目を丸くしながら腰を上げた。 「長波、貴様、何か勘違いしてるぞ!」 「へっ?」 提督は一枚の書類を机の上に起き、手招きをした。向かい側から机の上に体を乗り出すと、提督は笑って、こっちに回ってきなさい、と膝を叩く。膝の上に座れってんじゃないだろうなあ?あたしはそんなにガキじゃないぞ。 机を回り込むと提督が書類を指差し、にっこりと笑った。 「改造できる練度に達したから呼んだんだ。他の駆逐艦より時間がかかったが、要求される練度が少し高いからだな。仕様があるまい」 書類にはあたしの現在の能力と改造後のステータスや上昇値、改造によって作れる装備の詳細なんかがずらっと並んでいる。「じゃ、なんで改装室じゃなくてここなんだよ?」「夕雲たちからは何も聞いていないのか?」 「いや?今日は会ってないな、そういや」提督は少し困ったようにため息をついた。「なら、しょうがないな。一応、皆に改造のタイミングで通過儀礼を受けてもらうんだ。悪いことや厳しいことじゃない。ストレス発散の、まあ、ひとつの手段だと思ってくれればいい。…被弾したくらいで、怒鳴ったりはしない。よくあることだ、直せるしな」 「あ、そ…」 提督を悪く思ったことを少し恥じる。そういや提督が怒っているところなんて見たこともない。資材消費に顔を青くしてるところはよく見るが…。 「では、長波、いいかな。といっても、お前がすることは特にないんだが…」 ぐい、と体を引き寄せられ、提督の膝の上におさまる。驚いて抵抗すると、がっちりと腰を押さえつけられ、なんだ、大人しくしてくれ、と唸るような声が聞こえた。 「な、なんだよ!急に!」 「なんだって、さっき言ったじゃないか」 「なにすんだよ!あっあたし、服もボロボロのまんまだし、そんなベタベタすると汚れるぞ!」 提督はあたしの髪を耳にかけ、 「構わないぞ、着替えればいいんだからな。貴様も改装すれば制服も直せるんだし」 と言った。自分の顔のすぐ後ろに提督の顔がある。肩や背中には、提督の胸や腹の感触を感じるし、腰にまわされた腕は自分の腕とは全く違う。こんなに近くで提督と接したことなんて初めてだった。 「何すんだよ…」 「悪いようにはしない。いや、優しくするとも」 「だ、だから何を!」 顔が熱くなるのを感じる。具体的にどうということは知らないが、なにか凄く、恥ずかしいことなんじゃないかと思う。夕雲の提督に対する振る舞いを見ているだけで居心地の悪いもの感じるあたしだ、こんなベタベタ触られるのに、違和感を感じないはずがない。提督は声を上げて笑った。あたしの肩に額を乗せ、なおもくっくっと笑う。 「いや、言葉で説明するのは少し難しい。難しいというか、長波は嫌がるかもしれないな。改造されている艦娘は皆経験していることではあるんだけど。ま、だいたい想像通りだと思うぞ。」 背中の髪を横に分けて、首元にキスをされる。ぞわ、と首の後ろから腰まで変な感じがして、なんと言えばいいのかわからず押し黙ってしまう。 「緊張しなくてもいい。」 もう一度キス。しながら、破れたシャツから手が入ってくる。 「駆逐艦なのに、長波の胸はしっとりしてて、こんなに柔らかい」 手のひらはざらざらしてて、ふわふわと胸を触ってくる。あたしはもう混乱してしまっていて、抵抗という抵抗ができない、し、嫌なのかどうかもいまいちよくわからない。しかし、すごく、はずかしい!触られていることも、抵抗できないことも、相手が提督で、あたしがぼろぼろの服で、それから、あたしは全然こういうことになじみがないことも、全然女っぽくもないことも恥ずかしい。この部屋の鍵を閉めてもいないことも思い出して、もっと恥ずかしい! 「っひゃ!」 グルグル色んなことが頭を駆け巡っている間に、提督の手があたしの乳首を摘んだ。痺れるような感覚が走って、聞いたこともない声が口から飛び出て、手で口を覆う。何だ今の! 「うん、気持ちいいな?」 「い、いやだ、」 先端をやさしく爪で掻かれる。肩や腕に力が入る、けど、どういう風にすればこれを逃がせるのかがわからなかった。 「ひ、んん、っ」 すりすりと乳首を摘んだまま手の指で擦られると、腰まで変な感覚が広がって、提督のふとももを足で挟み込んだ。体中おかしい。提督が笑って、あたしの太ももを持ち上げる。ぼろぼろになったストッキングの上を撫でて、あたしは、どうしてもその奥が切なくて、提督の腕をつかむ。 「嫌か?」 口に出すのも恥ずかしい。首を振ると、提督はまた笑った。 「長波は肌がすべすべだな。ずっと触ってたいよ」 「やめろよ、変態…っうあ!」 ストッキングの上から足の中心を撫でられて、思わず悲鳴を上げてしまった。どろ、と何かが体の奥から溢れるのがわかる。指の甲と間接ですりすりとそこを擦られると、腰が勝手に跳ねた。 「や、だ、何だよこれ、」 「ここ、濡れてるんじゃないか」 「やあっ!」 指を軽く食い込まされて、頭が真っ白になる。何だ、今の? 「ここ、気持ちいいだろう」 ひときわ疼く突起を引っ掛けられるともうどうしようもなく感じてしまう。奥がむずむずして、でも、突起を掻かれると、それだけでおかしくなりそうだ。 「直接触ってあげようか」 直接?指で?胸を触られた感触を思い出して、今、触られた快感を思い出して、ぞくっと体が震えた。 「なあ、溢れたぞ、今。いやらしいな、長波」 びり、とストッキングの破かれる音。下着の隙間から指が滑り込んでくる。ちゅぷ、とびっくりするような水音が聞こえて、提督は聞こえたか今の、と揶揄う。 「いっぱい濡れた方がいいんだからな。俺もうれしいよ。長波は本当に可愛い」 耳元で囁かれながら、一番じんじんする突起を摘まれて、直接の刺激に全身が跳ねる。 「や、やだあ、待って、くれ、それ、あっ、」 指の腹で擦られながら、可愛い可愛いと繰り返す提督に首を振る。 「あっ、あううっ」 ぐちゅ、と凄い音がして、誰も知らないところを指が入ってくる。 「きつくて、熱くて、柔らかいな」 ばちばちと頭に火花が飛んだ。太い指が中を一杯にして、親指は相変わらず感じることを引っ掻いた。じわ、と今にも爆ぜそうな熱が、お腹の奥に広がって、怖くなった。 「あっ、入って、てーとく、あっ、あっ、擦ったら、だめ、くる、き、っーーー」 きゅん、きゅん、と中が痙攣するのが自分でもわかる。洪水のような快感に耐えきれず提督に背中を預ける。ぼーっと自分の乗っている提督の足を眺めると、自分の乗っている太ももから膝までぐっしょりと濡れている。 「う、うわあー!!悪い!どうしよう!これ、どうしたらいいんだ!?」 「あはは、いいさ。脱がなきゃいけないな。まあ、これで、長波の分は終わりだから、改装室に行っておいで。その間に着替えておくから。あ、トイレで噴いて、ストッキングはもう脱いでしまうのがいいと思うぞ」 「わ、悪かった…!ありがとう、提督」 踵を返してやっぱり鍵が閉まってなかったドアに手をかけ、改装室ーーーの前に便所ーーに駆ける。 まだ、腰と足下がおぼつかない。すごかった…けど、あれは改装のときじゃないとしてもらえないんだろうか? 787 名前:名無しの紳士提督[sage] 投稿日:2015/05/01(金) 20 29 39 ID 2OItt8C6 [5/5] 以上です。 書き込みをするのが何年かぶりなので読みづらくて申し訳ないです!長波ちゃん可愛い! 長波ちゃんの同人およびSSが増えることを切に願ってます… 788 名前:名無しの紳士提督[sage] 投稿日:2015/05/01(金) 21 22 02 ID etPqnIp6 GJ 夕雲型も人数増えてきてるし、今後、注目が集まってくるんじゃないかな 789 名前:名無しの紳士提督[] 投稿日:2015/05/01(金) 22 52 25 ID .ws1uf4M gj ただ夕雲型駆逐艦はレア度が若干高いからねぇ これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/138.html
「提督にお知らせがあるみたい・・・」 戦果報告書を提督に提出、先日の南方海域出撃の最終報告書が出来上がったみたい 「おう、ありがとな・・・まぁ、こんなもんだよな、うちは・・・最深部まで行った連中はどんだけ資源ため込んでやがるんだ」 私たちの鎮守府の戦果は通称第三海域を突破したところで終了・・・全体の半分ほどといったところかしら 資源にそれほど余裕のあるわけではない中にしてはなかなかの成績と言えなくもないわね 「しばらくはお休みかしら・・・?」 「そうだなぁ、ボーキサイト以外は見事に消し飛んでるな。(燃料5、弾薬10、鋼材20、ボーキ15000位)海上護衛なんかは欠かさずとして出撃は控える感じだなぁ」 「それに、皆繰り返し出撃してくれたからな。数日はゆっくり休んでもらおうと思ってるんだ」 「わかりました、休暇の旨は伝えておきますね」 「頼む・・・はぁ、しっかしなんだな、こう、書類とにらめっこしていろいろ指示飛ばすのも結構疲れるもんだなぁ・・・」 「珍しく険しい顔をされていましたものね・・・かなり疲れがたまっているのかも・・・?」 眉間をほぐしたり伸びをする提督に声をかける。じっと待っているというのも疲れがたまるものだものね 私たちは実際に動いて消耗は確かにするのだけれど、実は夜戦でも思いっきり砲撃をしたりして少し楽しかったりも・・・ 「提督・・・よかったらマッサージをいたしましょうか・・・?」 「お、マジで?いいの?頼むわー身体バッキバキでなー」 言うが早いか仮眠用のベッドに上着を脱いで寝ころがる提督に苦笑しつつも近寄り 「では失礼いたします・・・ん・・・確かに凝り固まっているわね・・・」 背中に跨りゆっくりと提督の身体に触っていく・・・広い背中・・・この背中が、私たちを背負ってくれているのね・・・ 「扶桑、どうした?」 「あ、いえ・・・少しぼうっとしていました・・・続けますね・・・?」 ・・・ずっと見ていては不審がられてしまうわね、今はねぎらってあげないと 「おぁ~・・・気持ちいい・・・」 「そうですか・・・?ふふ、よかった・・・次は前から失礼しますね・・・?」 よかった、喜んでくれているみたい。鳳翔さんに教わった甲斐があったというものね 「お、おう・・・よろしく頼む」 「はい・・・(ゆっさ)ん(ゆっさ)、どうですか(ぐいぐい)・・・?」 「お、おお・・・これは、すごいな・・・」 「・・・?提督・・・さっきからずっと私を見ていますけど、どうかしましたか・・・(ゆっさゆっさ)?」 「え、あ、あぁ、うん、いや、なんでもない、なんでもないぞ・・・?」 提督の視線を追ってみると、そこにあったのは私の胸で・・・つまり・・・その・・・ 「・・・ずっと見てたんですか?」 「いや、その・・・目の前でゆっさゆっさしてたら目がいっちゃうのは男として当たり前であるというかなんというかだな・・・」 た、確かに提督は立派な男性だものね・・・私の考えが少し足りなかっ─── 「あぁもう、扶桑!」 「は、はいっ!?」 急に腕をつかまれてしまったわ・・・ど、どうしたのかしら・・・? 「お前のおっぱいを吸わせてくれぇー!(エコー付き)」 「・・・は・・・はい・・・?えぇと、急に・・・でも、そんな」 「頼む、頼むよ!目の前であんなにバインバインしてたら我慢できないって!お願いちょっとだけ、ちょっとだけでいいから!」 私の下から抜け出して土下座をしながら頼まれてしまったわ・・・ 「て、提督・・・?その、提督としての矜持というか、そういうものは」 「お前のおっぱいが吸えるならそんなもん地面にたたきつけてやるっ!(クワッ」 「そ、そんなに吸いたいの?」 ぷ、プライドってそんなに簡単に捨てられてしまうものなのかしら・・・!? 「そんなに!吸いたいの!吸うったら吸いたいんじゃー!」(ごろごろ) 駄々までこねて・・・こんな提督初めてみたわ 「あぁ、そんなにしたらカーペットまで・・・吸ったら、おとなしくなってくれますか・・・?」 「うん、する!めっちゃする!」 「わ、わかりました・・・なら、すこしだけ・・・ですよ?」 「ありがとう!」 「きゃっ!?あ、あの、提督・・・?」 急に抱きしめられてびっくりしたわ・・・でも、提督がとても嬉しそう その、言ってることはとても変態さんなのだけれど、どうしてかしら怒れないというか、抱きしめられたらドキドキしてしまうわ・・・ 提督の腕の中は広くて、私がすっぽりと包まれてしまって・・・ぎゅうっと力強く引かれて、こんなにもこの人に触れて ゆっくり頭まで撫でられて・・・温かい提督の指が、私の髪を梳いて背中もなでて・・・ 「ん・・・てい、とく・・・」 さっきまで駄々をこねていたのに急に男の人然とふるまうのはなんだかずるいわ・・・ 「さっきはその、取り乱してごめん。でもほんとに、したいんだ。誰にでも言うわけじゃない、お前だから、頼む」 ずるい、本当にずるいわ・・・そんなふうに言われたらもう逃げられないわ・・・ 「わかり、ました・・・その、やさしく、して、くださいね・・・?」 「努力する」 私の目をしっかりと見て返事を返すと提督は私の服をはだけていって 「ん・・・ぁっ」 露わになった胸に吸い付いてきた 「ん・・・ちゅ、はむ、ちゅっちゅ」 「んゃ、は、ぁう・・・ん、んふっ」 何度も吸い付いてくる提督 力加減、吸い方を変えて、時にはなめたり、甘噛みしてきたり・・・ 「あ、やぁ・・・そんな、一緒に触って、ふぁあ・・・!」 「あ、あ、だめ、そんなに吸ってもおっぱいはでなくて、んぁ、ひゃ、あぁあっ」 「ん、んぅ・・・はぁ、あ、あっぁ・・・ん、ん・・・!」 あぁ、だめ・・・こんなに激しくなんて言ってないのに・・・でも、でも・・・ 「あ、はぁ、あふっ、ん・・・あ、や、あ、あああ・・・あ・・・!」 必死で吸い付く提督がなんだかかわいくみえて・・・なんだか、赤ちゃんみたい・・・ 「ん・・・あ、あ、んっ、はぁ・・・」 「提督・・・、そんなにあわてなくても私は逃げませんよ?落ち着いて、ゆっくり・・・ね?」 提督の頭を抱きしめて頭を撫でてみると、少しだけ動きを落として、まるで、甘えるように 「ん、ん・・・はぁ、あ、ん・・・ふふ」 片方を唾液でべとべとにされたかと思えばもう片方も、ちゅうちゅうと吸われて甘いしびれに満たされる 「はぁ、あ、あぁあ・・・、んく、ひあ、ぁ・・・!」 どれくらい経ったかしら・・・でも・・・かわいいし、もう少し続けてもいいかしら・・・ ぼんやりとそう思っていると急にぽすん、とベッドに倒されて 「はぁ、それ、は・・・あ、あぁ、あ・・・!」 私に覆いかぶさるように倒れてきた彼は、私の胸の谷間に顔を埋めるようにしながら舌を這わせ、両手で揉み始めた 「ん、あ、ぁ、あ・・・はぁあ・・・!」 最初はゆっくり、徐々に大きく、大胆に形が変わるくらい弄ばれ始めた 私はもう提督に求められるのがすっかり嬉しくなっていて、されるがままに快感を享受していた 「ん、はぁ、う・・・私のおっぱい、そんなに好きですか・・・?」 「うん、ずっと触っていたいな・・・」 「はぁ、ん・・・もう・・・ぁ、しかた、ないですね・・・んっ」 言いながら片手を胸から外し、身体中を撫でまわしていく提督 「あ、あぁ、そこ・・・は、ひゃあう!?」 いつしか下腹部・・・さらにその先の秘所にまで手を伸ばされていて 「扶桑、もっと、気持ちよくしてあげるよ」 「あ、あぁ、あ、あ、あぁーっ!あ、ひぁ、あ・・・あっ」 部屋のなかはくちゅくちゅと、私が愛撫されている音と、提督が私の胸をちゅぱちゅぱと吸う音だけが響いて・・・ 「あ、あぁ、あ、ていとく、わたし、も・・・う・・・あ、ああ、ああああああああああぁーーーっ!!」 あたまが、まっしろ、に・・・ 「はぁ、はぁ・・・あ・・・う・・・?」 私は、その・・・達してしまったのね・・・?身体がいうことを聞かなくて、ずっとぼんやり、ふるふると気持ち良くて 「ふぁ、ていとく・・・?あ、んぅ」 いつの間にか胸から顔を上げていた提督に抱きしめられて・・・ 「入れるよ」 ずちゅ 「ふあ・・・!?あ、あぁあっ!」 痛、熱・・・なにか、私の、中に・・・これってまさか、その・・・ 「あぁ、扶桑、扶桑・・・!」 「あっ、やぁっ!提督、これは、あ、やぁぁっ!?」 「とめられない、ほしい、扶桑が全部ほしい!だから、奥まで、全部!」 「うぅっ!?あ、はう、あ、あああぁっ!」 ぐりぐりと、提督の分身が私の奥まで入って、きて・・・ 「あぅ、ていとく、ふあ、あ、あああ!」 「扶桑、扶桑、ふそう・・・!」 ずっずっ、と何度も激しく私の中をかき混ぜる提督・・・そんな激しい行為にも私の身体は慣れていって 「あ、あぅっ、て、ていとく、は、はげし、やぁあ・・・!」 「あ、はぁ、そんな、そこばっかりぐりぐり、ひあ、だめ、あっ、あ、あ・・・!ふやぁ、あつ、あついの・・・!」 「はぁ、はぁ、もう、でる、だすよ!ふそう!」 「あ、あ、あっあぁっ!でるって、や、あ、あ、あああああああああっ!」 ドクン、と一際私の中で大きくなってから、びくびくと震える提督 私の一番奥にびゅっ、びゅっと流れ込んできて・・・ 「は、あ、やぅ・・・私の、なか、に・・・あ、はぁあああぁ・・・!」 「あ、あの・・・提督・・・いまのは、その」 「ごめん、我慢できなかった・・・よっ」 「んあ!?あ、やぁあ・・・!?あ、あ、ひぁあっ」 「ごめん、一回じゃ、終われ、ないから・・・っ」 私の中の提督は硬さを維持したまま私を攻め始めた 「ん、はぁ、あ、んっ!ん、んん、んむ、ぷは、あむ、ちゅ、ん、んんんっ!」 「はぁ、ふそう、ふそう・・・!」 「はぁ、あ、なんだか、さっきより、んく、う・・・!」 「この角度がいいのかな?」 「ふああ!?あ、ひ、あ、あああっ!あ、あぅ、ひああ・・・!」 「うぁ、あ、あ、なに、わたし、なにか、きて、あ、あ、あぁあ・・・!」 「う、やば、またもう、でるっ!」 「「あああああああっ!」」 「ふあ、あ、また、なにか、びくびくって・・・」 「はぁ、はぁ・・・ふう、う・・・」 「はぁ、はぁ、ていとく・・・ん・・・」 チュンチュン 「う・・・?あ・・・さ・・・?」 あら・・・?確かさっきまでお昼だったはずなのに・・・? 「扶桑、おはよう」すりすり 「提督・・・おはようございます」 私たちどうして裸で抱き合って・・・あぁ、そういえば、私たちは一線をこえて・・・ 「ごめんな、痛かったろ・・・?次はもっとやさしく気持ちよくしてあげるからなー」 「はい・・・あの」 「うん?」 「次はもうちょっとムードを出してお願いします・・・。あれではなし崩しに抱かれた感じがして・・・」 「わかった、善処する」 「姉様ー!?昨日はどこにいってらしたのですかー?朝見たら部屋の中にいなくぁwせdrftgyふじこぉ!?」
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/185.html
「提督は真面目で重たい傾向の女の子は苦手と伺いました。事実ですか?」 「はい事実です。だから基本的にお前ら艦娘は全員キライです」 カッコつけて足を組み、長駆に金髪をツンツンと立てた若い男の容赦のない回答に、黒髪の美しい娘は両手で持った極上チーズバーガーを食べる手を止めて目を見開いた。 「だって『軍隊』『幽霊』『戦艦』三役揃ってんだもん。自分たちより重たい女の子いると思う?」 さほど大きくもないファーストフード店内。二人の間の安っぽいテーブルに載せられたトレイの片方には、紙包みがきちんと畳まれて重ねられている。その量、四枚。 「そ…それは嘘です!でなければ『陸に上がってみたい』という榛名の願いを即座に叶えてくれたりするはずがありません!」 「しかも結構いい服を買ってやったり、なぜか気にいったファーストフードを食わせてやったりな。ところで食いながら怒鳴るなよ行儀悪い」 オレもサボりたかったからだ、という本音は決して言わない。 さほどの高級店ではなかったとはいえ、サラシ着用が常態の彼女に下着から何から全て揃えたため『女性下着は意外と高い』ということを知った提督のサイフの中身はだいたい中破といったところだった。 「ま、それは冗談だけど。それにだいたい上からの報奨金も運営費もお前らの金であって、オレが受け取る筋合いのもんじゃねーし。だから機会があれば、遠慮無く甘えろよ」 貧乏時代が長かったにしては金銭には執着がない。『ケチなヤンキー格好悪い』という美学もあり、その点、無駄に大物であった。 それに道行く人の多くが振り返るほどに美しくなった女子を連れて歩くのは、男として当然悪い気はしない。 「はい、ありがとうございます!榛名は今、とても幸せですv」 笑顔でふたたびもくもくと食べ始める榛名。ハートマークの飛び出しそうなその表情は、提督の見立てで大人風にピシっとキメた服装とのギャップが激しい。 「しかしいきなり飛び出してきちまったが、今日の指揮は…」 「金剛姉さまが喜んで引き受けてくれました」 「あそ。…しかし、報告書も結構溜まってて…」 「霧島が全部片付けてくれるそうです」 「でもいきなりオレがいなくなったらさすがに他の奴らに不審に思われ」 「そこも大丈夫です。比叡姉さまが青葉と一緒に『司令はお腹が大破してトイレに入渠32時間コース!』と言いふらしてくれるそうですから」 「格好悪ッ!しかも無駄に長い!!」 カンペキです、とぴっと親指を立てる榛名。 「…ホント、金剛型のバックアップは完全だな。もうあれじゃん、お前ら四人揃ったことだし、明日オレが辞めても誰も困らないんじゃね?」 「そんな勝手は、榛名が許しません」 追加の補給物資にぱくりつきつつ、軽いジト目で榛名が答えた。提督は苦笑いしながら目を逸し、右手の新しい指輪をなんとなく眺める。 ――本物の戦艦、『榛名』の鉄で作られたという装身具。 先の大戦で轟沈していない艦娘は、国の奴らが大枚を叩いてこの平成の世から素材を探し出しこのようなカタチに『建造』して持ってくる。 国も艦娘たちも「何か」を期待して協力してくれるのだろうが、この提督には自分の何がどう必要とされているのか未だにピンと来ていない。 「あの――もうひとつだけ、頼んできても良いでしょうか?」 「…ハラ壊すんじゃねーぞ」 「ありがとうございます!提督はやさしいですね!」 ――その純真無垢100%の笑顔が、どうもキライなんだよな。 信用されたり期待されたり、そういうのがそもそも自分には向いていないのかもしれなかった。 「ごちそうさまでした~」 「うむ。さて、学生みたいなサボリはそろそろ終わりの時間だ。食い終わったら鎮守府に帰んぞ」 「え……あ、…はい……」 オレたちには立場があるからな。腕時計を見ながらそう言って立ち上がった提督を、榛名は名残惜しく座ったまま寂しげな表情で見上げる。 「で。こっからは大人のサボリタイムだ」 翻って確信犯的な笑みを浮かべた提督のその表情に、榛名は一瞬虚を付かれる。 「――当然、付き合ってくれんだろうな?榛名は」 「あ――」 目をぱちぱちと瞬かせて。 「は、はい!は、榛名でよろしければ、どこまでもお相手致します!」 言葉の意味をようやく理解し、店内中に響く声、期待に満ちた表情で、即座に榛名は立ち上がった。 ――まぁ、面白い奴らではあるのは間違いないんだけどな。 懸命に、置いていかれまいとするかのように彼の腕に両手で縋った榛名の勢いに、提督は苦笑しながらそう思った。 *** 「はい、おひとつどうぞ。提督」 「おっとっと。――ふふふ、たまんねーなコレは」 頭上には、快晴の平日午後三時過ぎの夏の空。 隣には白のタオル一枚で裸体を覆った美女――満面の笑顔で銘酒の徳利を構える榛名。 手元にはキラキラの光に満ちた盃。 しなった金髪の上には湯気の立つ手ぬぐい。ハダカのカラダは心地よいお湯のなか。 横須賀鎮守府は居住棟・執務棟のほか、なぜか純和風の『湯屋』が別棟で用意されている。 ケガした艦娘などはしばらくここで休むと治って帰ってくるという、提督にとって謎多き施設である。 「男湯」「女湯」が用意されてはいるが、男湯側の室内三槽と露天一据えは事実上完全に提督の専用であった(なおトイレも同様である)。 「『仕事中』、『昼風呂』、『美人秘書』、『高級酒』!これこそオトナの極上サボリって奴だな」 「ふふ、美人秘書だなんて榛名にはもったいないお言葉です。…はい、どうぞ」 一回やってみたかったと上機嫌の提督に加え、それよりもなお嬉しそうな笑顔を浮かべる榛名。 「楽しいですねぇ~」 「だねぇ、ちょっとオッサンぽいけど。…しかし、あれだけ食べて全く崩れないボディラインは凄いよな。やっぱ毎日腹筋とかしてんの?」 提督の手が、抱き寄せる形でタオル越しに榛名の腹部に触れる。 「ふふ。軍事機密です。金剛姉さまは私の三倍は食べますよ」 榛名は特に嫌がることもなく、提督の手に身を任せる。 胸元まで沈んだ榛名の喫水線の下は、バスタオルなどではない薄手の白手拭い一枚。 隠し切れない横乳を惜しげもなく晒しつつ、柔肌にぴったりと張り付いてそのボディラインは無論のこと、凝視すれば薄布越しに透けた胸先の色も形も確認できそうな大胆な艤装である。 当然、背中と下半身に至っては、ほぼ隠せていない。 「さすが。…榛名も一杯、付き合えよ」 「あ、ありがとうございます。いただきます」 猪口を提督から受け取り、きゅっと喉に流し込んだ榛名は、満足気にはふーと溜息をついた。 「美味しいです。こういう場所でいただくのは、特に」 「だろう。一人じゃ勿体ない」 飲める奴来て嬉しいわ―、他の奴ら弱すぎるしーとご満悦の提督の姿に、榛名はなぜか言いようのない安心感を覚えていた。 「…守るも攻むるも黒鉄の、浮かべる城ぞ頼みなる…」 「…浮かべるその城日の本の、ミクニのヨモを守るべし――か」 思わず口をついて出ていた歌を、提督の声が追った。榛名は驚き、提督を見る。 「ご存知で…」 「パチスロ良く行くからね。なんつって」 いつまでも無知なチンピラだと思うなよ、と何故かため息混じりに答える提督。 「ったく。お前らのおかげで余計な知識ばっかり増える。アホみてぇに大量の犠牲の上に成り立った時代、もう前みたいになにも考えず笑って生きられる気がしないぜ――ホント、重たい奴ら」 「提督は、根がとっても真面目で優しいのですね」 「それはないね」 提督の口から、再びのため息が思わず漏れた。 二人で肩を並べ、しばらく無言で空を流れる雲を眺める。 「天気良いな」 「…はい」 雲を眺める。 「…あの」 「ん?」 「…えぇっと…いえ、その…」 湯を見つめたまま、真っ赤な顔で榛名はもじもじと続ける。 「…て、提督は…あ、あちらの経験が大変豊富な方であると、伺っていますが…」 「…あ…そ。まぁね、結局お前らにも手ぇ出しちゃってるしね」 あんまこっちからは誘ってないつもりなんだけどなー、と呟く声が空に消える。 「…き…今日、この先その方面へ行かれても、榛名は構わないのですけどー……………………………さ、されないの……ですか…?」 後半が震え消え去りそうな小声になりつつも質問をなんとか言い切って、恥じらいつつもちらりと提督を伺い見る榛名。 「あー…いや、行きたいよ。うん。ていうか、行く」 視線を空に向けたまま、提督は甘やかな勇気に応えた。 「でももう少し、榛名とこのどきどきする感じを味わっていたい気もしてる。…悪いことをしてっかな」 「…いいえ。安心しました。そうですね、榛名もすごくどきどきしています。会敵前のような…でも、気持ちの良いどきどきです」 「ふうん。…どれどれ」 提督の手が、鼓動を確かめるように腹部から胸元に到達した。思わず息をのむ榛名の鼓動が、更に高まる。 「本当だ。お前らでも緊張とかするんだな」 そのまま流れるように躊躇なく動いたその手により、身体に巻かれた布がゆっくりと解かれ、湯中に榛名の健康的な裸体が露わになる。 「さてと。それじゃ――」 「あの…お酒…もう一口、頂いてもよろしいですか…?」 「イケるクチだね」 そう言いながら裸の提督は自ら杯を空けると、ゆっくりと同じく全裸の秘書艦に唇を合わせた。 「…ん……ふ……」 受け入れた唇と、細い喉があえぐように蠕動する。 口元から溢れた一滴が、上気した榛名の顔を伝って湯に落ちた。 「そんじゃ次、行こうか」 「…はい。全力で、お相手させていただきます!」 コトの予感に火照って蕩けた女のそれではなく、例えるなら信頼し尊敬する師匠からの稽古を待つ弟子のような、栗色の大きく純粋な瞳が自分を見つめている。 ――手強いかもなー、という思いがちらりと提督の脳裏をかすめた。 *** 「気持ち良いぜ――上手いな、榛名」 「あ、ありがとうございます…」 全裸で胸を揺らしながら励む榛名の、正面には提督の背中。 ――まさか背を流すだけだったなんて。 想像と違ってはいたがとりあえず手に持った手拭いで丁寧にこなすあたり、姉と同じく根は生真面目である。 「嫁が欲しいと思ったことはないけど。毎日こんな感じなら全然悪くないな。――良かったらオレと結婚しないか?榛名」 「は……けっ……?」 驚いた顔のまま固まった彼女に、提督は背を向けたままにやにやと追い討ちをかける。 「んー?いつもの『ハイ、ハルナデイイナラ!』はどうしたんだ?」 「…も、もう!いきなり!重たいのはどっちですか!」 「ってぇ!」 許しがたいクオリティの自分の声真似に、やっとからかわれたと気付いた榛名の平手打ちが、提督の背にくっきりと紅葉を描いた。 「さてじゃあオレの番だ。おっと手がすべった」 石鹸の泡のついた手拭いが、石造りの床にぺたんと座らせた榛名の胸を背後からふにふにともみ滑る。 「あの、提督?前は……」 「遠慮すんなよ。オレが好きでやらせて貰うんだから。…結構デカイね。意外」 ふにふに。 「はぁ。……提督は、女性の胸が、お好きなんですか…?」 もみもみ。 「まぁ胸にもいろいろあるからな。サイズ・色・形のマッチした、好みのおっぱいに出会えたら男はみんな幸せだぜ」 ぬるぬる。 「は、榛名のは、如何でしょうか……?」 「ん、合格です。…この辺かな?」 マシュマロのような絶妙な柔らかさのなかに、こりこりと抵抗を始めた乳首の手触りを発見した提督は、そこを重点的に優しく摺り始める。 「……っ……~~~!」 さらさらと、胸の感じやすいところを中心に円を描くような手拭いの動き。それを通して感じる、提督の熱。 顔を赤くして息を荒げ始めた榛名に気を良くした提督は、直にぬるぬるの指でツンと色づいた榛名の両方のそれを摘んだ。 「んぁ、はぁん、そ、そんな、直接……ッ!?」 「綺麗にしてやるよ」 そのままこりこりと、榛名の胸先を摺りあげる提督。 「そこは、感じちゃいます……!ぴりぴりって、あ……ッ!」 びくんびくんと悶え始めた榛名の背を抑えこむように、身体を密着させて更に榛名の胸をいじる。 しかし無意識に提督の泡まみれの手に自分の手を載せつつも、榛名は抗おうとはしなかった。 「じゃあそろそろ、こっちも洗ってやろうかな」 背後からふとももの間へ伸ばした提督の右手がそこへ到達した瞬間、びくりと榛名の身体が大きく震えた。 「…そ、そこは…」 「ん…もう熱いな?榛名」 「…い…言わないで、ください…ッ!」 左指で胸を責めつつ、提督の右指が榛名の陰、肉芽と入り口を確かめるようにゆっくりなぞり始めると、榛名は高く鳴いて天を仰いだ。 *** 「人間と全く同じところで感じるのが、面白いよな…お前ら子供とか出来るの?」 「…はぁ…あん…し…りませっ……!!」 提督の指は榛名の秘肉の間を滑らせつつ、ぬるぬるに溢れた入り口に浅く挿し、引き抜いては肉芽に愛液を擦り付けた。 強すぎる快楽に榛名をびくびくと震わせたのち、やがて再び秘肉の谷間を撫でつつ、提督の指は入り口に戻る。 その動作を何度も繰り返すと、やがて榛名は大きく身体を震わせ、首を左右に振りつつぎゅっと提督の腕を掴んだ。 「……うぁ…っ、くうぁぁぁ…ていとくぅ……っ!そ、それ……だめ……あはぁぁぁ…っ…」 「…いいね。やっと、お前の本気の声が聞けたような気がする。…こっち向いてよ」 しびれるような腰からの快楽に全身を震わせながらも提督の声に従った榛名に、提督は上から唇を合わせた。 舌を侵入させ榛名の甘い口腔を味わいつつも、提督の二本の指が、榛名の膣中に本格的に進入する。 じゅぷ、じゅぷ、と卑猥な水音が、上と下の二箇所から露天の構内に響き渡った。 「~~~~!」 声にならない甘い悲鳴が、外へ漏れ出せず提督の口中に伝わる。しかし提督は容赦せず唇を捕らえたまま、内部、腹側のざらざらした部分を絶妙な力で掻き撫でる。 「んふぅ、あふ……ふ、ふぁふ、いふぅぅぅぅぅぅ…ッ!!!……ふあぁっ!くぅぅ、ふ……ぅッ!!」 二度、三度。あまりに感じやすい場所への集中攻撃に、口を塞がれたまま絶頂の快楽を数回ぶん迎えた榛名はようやくキスから開放されると、背後にくたりと仰け反り倒れた。 「はぁ――、は、ふぁぁぁ――……はぁ……はぁ……」 石床に背を預け、天に胸を晒し、眩しい空を見ながら呼吸を求めてただ、喘ぐ。 やがて提督に震える素脚を大きく開かされ、充血してひくひくとだらしなく熱いものを溢れさせるふしだらな自分の性器を晒されても、抵抗する余裕もなく―― むしろ自ら積極的に脚を開き、腰を持ち上げている素振りの自分の身体に、榛名は驚きを覚えてさえいた。 「悪い、ちょっとだけ虐めてみたくなって。でも――そんなになってもおまえは美人だな、榛名。太陽の下でここまで見れる女は、なかなか居ないぜ」 「んうぅ……」 抗議に眉を潜めて見せるも、反抗が言葉にならない。 「答えは要らない」 軽く笑った提督が、今度は優しく唇を合わせてくれた。 やがて震える自分の脚の間から、熱くて、硬くて、例えようもないほど心地よいものが、下腹の中へと侵入してくる。 「うあぁぁぁッ……!提督、て…いとく……ッ!!」 最奥にこつんと辿り着いた後、ゆっくりと引き抜かれる。繰り返されるたび、眼の奥がちかちかするような、甘すぎる刺激。 「んぅぅ…は、はぁん……」 浮かせた腰が、更に快楽を求めて勝手にくねりだす。提督のリズムとひとつになる、自分のリズム。 結びついている場所から伝わる熱が、精神を容赦なく突き上げる快楽が、提督の微かな呻きが、自分に悲鳴を上げさせて、『何か』が体の奥から迫ってきて、そして―― ――榛名は初めて、心の底から肉欲に溺れた。 *** 「…本当に。今日は綺麗な空ですね…」 激戦に荒れた息を整え、身体を清めた後。 湯に浸かったままおおらかに身体を伸ばした提督に、榛名は身を重ねるように裸身の背を預けていた。 岩造りの露天の湯殿、情熱の残る相手の体温が、眼に鮮やかな青空と白雲とが、心地よい。 「…こうしていると、やっぱり思い出してしまいます」 「へぇ…何を?昔の彼氏?」 憎まれ口も、この余裕も、もはや心から愛おしい。 一瞬でも、確かにすべてを忘れさせてくれた人。――しかし。 「――最後のお仕事を」 細身だが美しい脚を水中に伸ばし、蒼穹を見上げた彼女は、呟くようにそう言った。 「…あー。榛名は近海に係留されての、対空戦闘か」 「はい。将も兵も、皆が一丸となっての戦いでした」 遠い日を思い出すように、目を細める榛名。 「それはそうですよね。私たちのすぐ背後にあったのは、彼らの愛する人たちが住む故国。ここを越えられたら、もう後がない。勝利を信じて死ぬ贅沢は、与えられなかった」 「……」 「誰も彼もが、大切な者を守るためと必死でした。やがて被弾して浸水し、浅瀬に着底してまでも、動ける砲はなお攻撃を続けていたんですよ」 ――それでも結局、護れませんでしたけどね。 そう呟いた榛名を、提督の両腕が背後からぎゅっと抱きしめた。 「…それなのか。四姉妹で一人だけ、なんか表情が少ないと思ってた。――お前は他の奴より長く、ヤな思いをしてきたんだな」 「そんなにも気にかけていただけていたんですね。本当にお優しい…ですがどうぞお気遣いなく。――榛名は、大丈夫ですから」 そっと自分を包む腕に触れる。 不器用な優しさが、この上なく暖かく、嬉しくて――もう少しだけ、言葉が欲しくなる。 「すみません、艦娘の昔話は本当に真面目で重たくて。結局、不愉快な思いをさせていますね?」 「あーまぁな。そういうのホントにキライなんだわ。性格上」 背後の提督の軽い身じろぎに、ちゃぷん、と湯が響く。腕を頭に組んだらしい。 「――でも今日は意外と榛名のいろんなカオが見れて、結構仲良くやってけるかもと思えて嬉しかった。結局また戦わせてゴメンだけどな…これからも、よろしく」 期待以上の言葉に、思わず頬が緩む。 「全部終わったら、今度は皆でラーメンでも食いに行こうぜ。旨い所知ってんだ」 こんなにも自分に正直で素直で可愛い人が、私たちの、司令官。 戦争には、負けた。 完膚なきまでに。 目と鼻の先の本土に超大型爆弾が投下されたあの日、目の奥に焼き付けられた絶望は、決して忘れられるものではない。 しかし――それでも、この国は屈せず立ち上がった。 かつての人々の優しさと強さを備えた心根がまだ生きているということは、このひとを見ればそれだけでよく理解できる。 そしていまふたたび私は、大好きな姉妹艦や仲間たちと共に、またこの背に守るべき温かく大切なものを感じられている。――それはきっと、この上もなく――。 「…、とっても美味しかったですね」 「え?」 「いえ、なんでもないです。…提督」 榛名は湯を揺らしながら身を翻すと、至近距離、大好きな提督の眼前に自分の正面を晒した。 濡れ髪と乳房を伝い落ちる水滴が、水面を揺らし、自分よりも先に愛しいその身体に到達してゆく。 「……」 慈しむような、酔いしれるような瞳をした彼女はゆっくりと提督にその柔らかな唇を合わせ、その耳元にこの上なく熱い囁きを届けた。 「もうなにも言わずに、もう一度――榛名を、抱いて下さい」 ――そう。今のわたし以上に幸福な奇跡が、他にあるはずがない。 「うーし、じゃあ今日は西方海域の4-1地点。国境越えるけど、上がまた上手いことやってくれるってよ」 「了解デース!…テートク、本日の旗艦は?」 横須賀鎮守府前の岸壁。器用に海上側に立ってラジオ体操しながらの金剛の問いに、ペンキも剥げかけた自慢の型落ちクルーザー上の提督が答える。 「今日は榛名がやりたいらしいので、やらせてみたい。良いか?」 「トーゼン!テートクにこのワタシが逆らうハズがありまセン!」 「異存なーし!」 「榛名なら、間違いはありません。私も賛成です」 「金剛姉さま。比叡姉さま。霧島。皆を差し置いてすみません、榛名は今日はその、特別な…」 「ノー・プロブレムよ!今日は提督の誕生日、知らない人は鎮守府に居ないネー!旗艦は譲ってあげるけど、MVPはワタシがいただきデース」 もじもじと述べる妹艦の肩を、金剛が力いっぱいバシバシと叩く。やがて榛名の耳元に近づけ―― 「良いカオになったネ、榛名。――たっぷり可愛がって貰った?」 「……えぇと、その………はぃ……」 顔を真っ赤にした妹に「タマンナイネー!」と抱きつく金剛を見て、比叡と霧島もにやにやと笑う。 「さてそろそろ良いかねー。行くぜー」 つられてちょっと恥ずかしくなってきた提督の声に、榛名がぴっと敬礼をして答える。 「はい!第一艦隊、出撃します!………勝利を、提督に!!!」 やがて彼らの姿は、今日も水平線の彼方へと消えた。 そして。 ――その日の戦闘は、横須賀鎮守府にとってひとつの区切りとなった。 (end)
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/1260.html
102 :4:2012/07/27(金) 07 37 22 本編時系列 提督たちの憂鬱 第2話 1/2 1919~1921年の間 午後8時伏見軍令部長が嶋田さんを料亭に招待。夢幻会と初接触。 夢幻会:逆行者達の利害を調整する為の組織。日清戦争前後に結成。 夢幻会海軍派閥:さらに細かく航空機派閥、戦艦派閥、水雷戦隊派閥等々色々な派閥がある。 しかもサブカル系派閥にも掛け持ちで所属しているので非常に複雑。 夢幻会海軍派閥:伏見宮博恭王、加藤寛治、大角岑生、南雲忠一、近藤信竹、福留繁 南雲忠一:中の人は海上保安庁の職員で新型巡視艇の副長になる予定だった。 海軍目標:現実的な路線として、西太平洋における日本の自主性の確保。 30年から半世紀は非戦方針。最終的にはアメリカと雌雄を決する。 夢幻会協力者:伊藤博文、大久保利通、坂本竜馬、東郷平八郎 新興企業倉崎重工:社長 倉崎重蔵 夢幻会転生者 三菱財閥:三菱の元を作った坂本家と夢幻会は深く繋がっている。 103 :4:2012/07/27(金) 07 38 03 2 /2 3日後:前回と同じ料亭で、夢幻会陸軍・財界派閥と接触。 夢幻会陸軍派閥:さらに細かく航空機派閥、戦車派閥、砲兵派閥等々色々な派閥がある。 しかもサブカル系派閥にも掛け持ちで所属しているので非常に複雑。 陸軍目標:基本的に自国勢力圏防衛に重点を置く。海軍と協力して日本の繁栄を目指す。 リムランドの資源地帯を抑え中ソを警戒。 特務機関を用いた周辺国(特に中国)の徹底的な弱体化と分断を目論む。 夢幻会陸軍派閥:東条英機、杉山元、牟田口廉也、寺内寿一 夢幻会協力者:山県有朋 辻正信:大蔵省に所属 MMJ幹部 転生者 阿部信行:内務省の中堅幹部 転生者 近衛文麿:転生者 特撮推進派閥筆頭 陸軍高官:日露戦争、第一次世界大戦で消耗し兵力のやり繰りに苦労している。 女性職員の採用を検討中。